備えあれば憂いなし!!外構工事も地震対策
一瞬にして大勢の被災者を生み出し、津波に押し流された無数の瓦礫と、無残に倒壊した家屋、
そして被災地の痛々しい姿はどれだけ時間が過ぎようとも忘れることはできません。
津波によって多くの命が奪われ、
家屋の倒壊による死傷者も数限りなく出てしまった3.11の悲劇。
その他にも私達お庭を手掛ける人間にとって、
大きな衝撃を受けた聞き捨てならない大きな問題も出てきています。
それは、住宅のブロック塀の倒壊による怪我人の発生でした。
発災時にブロック塀が道に倒れ、
たまたまそこを通りかかった通行人が大きなけがをしてしまったのです。
運が悪かったと言ってしまえばそれでお仕舞いかもしれませんが、
そもそも塀が倒れさえしなければ被害は出なかったはずです・・・・。
正直、このニュースを初めて知ったとき背筋が凍りました、
おおきな地震があったときブロック塀は見知らぬ他人の命を奪う凶器にさえなりうるのだと。
1981年の建築法改正以降さらに神戸の震災を経て、
住宅建築業界は血眼で地震に強い家つくりを研究してきました。
そして多数の技術革新をし、今もなお進化を続けています。
造園・外構業界もそれに続かなくてはいけません、そして学ばなければいけない。
地震はいつ来るか分かりません。
そろそろ業界全体で本腰を入れて取り組まないといけないと心から思います。